国登録有形文化財 八鶴館
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今から400年以上前、鷹狩りに訪れた家康公の東金の滞在場所として東金御殿が建造され、その景観を高めるために八鶴湖が作られました。 現在では県内随一の桜の名所となり、「八鶴館」はその八鶴湖畔に佇む築100余年の建物です。大正〜昭和初期にかけて建てられた建物は、国登録有形文化財として登録されています。

現存する建物は、大正7年頃に建てられた宿泊館、昭和初期に新館、本館と続けて建てられました。本館は木造2階建て、入母屋造瓦葺屋根を組み合わせ、60畳の大広間天井には屋久島樹齢1,000年以上の屋久杉を使用した格天井となっています。施工は地元大工の棟梁・戸村初太郎氏が手掛け、正面玄関は戦後に京都の数奇屋大工・中村外二氏により改修されました。

この多くの歴史を持つ貴重な文化財を、地域のみならず日本の遺産として未来につなぎ、残していくことは、この時代に生きる人々の責務ではないでしょうか。

お知らせ
  1. 2021.7.14
    八鶴館3Dビューイングが公開されました
  2. 2021.7.14
    7月4日日曜日、恒例の八鶴館の大そうじを開催しました。八鶴館のイベント情報はSNSをご覧ください
ご支援いただいたみなさま

八鶴館3Dビューイングは、ご支援いただいたみなさまによって制作されました。心より御礼申し上げます。

保守・維持のため、ご支援は引き続き受け付けています。下記お問い合わせメールよりご連絡ください。

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岩崎銘木店 / ojofresco / サントスカフェ / 千葉県木材市場協同組合 / 株式会社松本屋 / レイクサイドレストラン八鶴亭 / 株式会社八鶴亭 / 岡孝年 / 神谷美咲 / 小林清益 / 鈴木真也 / 總州 願成寺 / 高科雄一郎 / 寺井賢一郎 / 並木大芽 / 野口隆利 / 本澤将人 / 本田正義 / 宮原政志

[ 五十音順 敬称略 ]

■ 撮影 / 制作

ARCHI HATCH 代表 徳永雄太